文字の表示と改行
今週は、HPに文字を表示させる方法を紹介します。ホームページに表示する文字は、HTMLファイルにその内容を直接記述するだけでOKです。また、文字の装飾に使用するFONTタグについても紹介します。

→ 文字の表示と改行
 
ホームページの文字は、HTMLファイルのBODYタグ内に文字を記述するだけで表示できます。たとえば「ホームページに文字を表示する」と表示させたい場合、そのままHTMLファイルに「ホームページに文字を表示する」と記述すればよいわけです。ただし、改行方法は通常のテキスト編集と異なります。HTMLでは、[Enter]キーによる改行が無視されます。このため改行を行うには、改行を実行する「BR」タグを記述しなければいけません。なお、「BR」タグはちょっと例外的なタグで、タグを閉じる「/BR」タグを必要としません。「BR」タグを単独で使用できます。試しに以下のようなHTMLファイルを作成し、実行してみてください。ブラウザに文字が表示されるのを確認できると思います。
<HTML>
<HEAD>
  <TITLE>初めてのホームページ!!</TITLE>
</HEAD>

<BODY>
ホームページに文字を表示する<BR>
正しく表示されたかな?
</BODY>

</HTML>

→ 文字のサイズ
 
BODYタグ内に記述された文字は、標準の文字サイズで表示されるようになっています。この文字サイズを変更するには、「FONT」タグを使用します。「FONT」タグのsize属性では、文字のサイズを1〜7の7段階で指定できるようになっており、値が大きい(7に近づく)ほど、大きいサイズで文字を表示できます。なお「FONT」タグは、次の「/FONT」タグが登場するまで有効となります。途中で文字サイズを変更するときは、その都度新しい「FONT」〜「/FONT」タグを記述するようにしてください。
<HTML>
<HEAD>
  <TITLE>初めてのホームページ!!</TITLE>
</HEAD>

<BODY>

<FONT size=6>
これはサイズ6の文字です。<BR>
</FONT>

<FONT size=2>
これはサイズ2の文字です。
</FONT>

</BODY>

</HTML>


→ 文字の色
 
ホームページに表示される文字の色は通常「黒」となりますが、これを変更することも可能です。文字の色の変更は、文字サイズと同様に「FONT」タグを使用し、color属性で指定します。指定方法には“色の名前を記述する”“16進数のRGB値で指定する”の2種類が用意されており、どちらを利用しても構いません。“色の名前を記述する”場合は、red、blue、greenなど予め決められている色の名前を記述します。“16進数のRGB値で指定する”場合は、最初に「#」を記述し、続けてR(赤)、G(緑)、B(青)を各々2桁の16進数(00〜FF)で記述します。たとえば「青」を16進数のRGBで表記すると、「#0000FF」となります。
<HTML>
<HEAD>
  <TITLE>初めてのホームページ!!</TITLE>
</HEAD>

<BODY>

<FONT size=6 color=red>
これはサイズ6の赤い文字です。<BR>
</FONT>

<FONT size=2 color=#0000FF>
これはサイズ2の青い文字です。
</FONT>

</BODY>

</HTML>


e[NECir Yahoo yV LINEf[^[z500~`I
z[y[W NWbgJ[h COiq@COsI COze